お米に関する四文字熟語<その1>

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稲やお米、飯(ごはん)について関係する4文字熟語を集めてみました。
日常茶飯(にちじょうさはん)」や「一宿一飯(いっしゅくいっぱん)」などはすぐに思いつきますが、調べてみると結構たくさんあるもんですね。



「禾黍油油(かしょゆうゆう)」

禾は稲、黍はキビのこと。そこから稲やキビが美しく盛んに生長しているさま。秋の田んぼはまさに「禾黍油油」ですね。

「我田引水(がでんいんすい)」

わが田へ水を引くことから、物事を自分の都合のいいように言ったり、取りはからったりすること。稲の生育に欠かせない水を、自分勝手に自分の田んぼだけを優先して引いてしまうことから生まれた言葉です。

「画餅充飢(がべいじゅうき)」

絵にかいた餅で飢えをしのごうとするように、空想やイメージで自分を慰めようとすること。むなしい試みのたとえ。

「一炊之夢(いっすいのゆめ)」

飯が炊けるくらいの短い時間に見た夢。この世の栄華のはかないことのたとえ。むかし唐のある若者が偶然に出会った仙人の枕を借りて一眠りする間に50年の栄華の夢を見たが、覚めてみれば、炊きかけのきび飯がまだできておらず、人生のはかないことを悟った故事からきています。

「稲麻竹葦(とうまちくい)」

稲・麻・竹・葦(あし)が群生している様子から、人や物が非常に多く入り乱れているたとえ。また、周囲を何重にも取り囲まれているさま。「稲麻竹葦の人混み」などと使います。                   



(その2に続く)

<参照・出典:岩波書店「広辞苑」、三省堂「新明解四字熟語辞典」「故事ことわざ辞典」>
2010.09.06 Monday お米の話4 00:00 comments(0)