お米の名前の由来<その2>

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さまざまなお米の名前にどのような意味があり、願いがこめられているのか、今回はその2回目です。

●きらら397
名前の「きらら」は、きらめく様子・白い米のイメージから一般公募の中から選ばれ、「397」は北海道立上川農業試験場で育種された「上育397号」の系統番号から付けられています。北海道内で最大の作付面積を誇る品種に成長しました。

●日本晴
1970年から1978年までのあいだ、日本全国の作付面積の第1位を占めました。粘りが弱く程よい硬さのため、寿司米として適しています。名前の意味は「雲ひとつない快晴」のこと。正式な読みは「にっぽんばれ」です。

●ほしのゆめ
平成8年から採用された北海道米のスター品種で、味が良く、耐冷性にも優れています。一般公募で寄せられた4万1087通の中から選ばれた名前で、「きらきらと輝く星のイメージがつやのあるおいしい米を連想させ、米づくりに携わる人や食べる人の夢がかなうように―」との願いが込められています。

●ササニシキ
かつてはコシヒカリとともに両横綱と呼ばれた人気品種で、1990年には第2位の作付面積を誇っていました。母親「ハツニシキ」と父親「ササシグレ」との間に生まれたので、両親の名前をそれぞれもらって名前が付けられました。

●森のくまさん
熊本県農業研究センターで、父「コシヒカリ」と母「ヒノヒカリ」から生まれた水稲では熊本県初の単独育成品種。森の都・熊本県で生産されたお米―ということから、 「森」、「熊」、「産」を取って命名されました。


お米の名前の決め方には、大きく分けてふたつあります。

ひとつめは、品種をつくった試験場などで名前をつける方法で、その品種や栽培される地域の特徴を表現したり、食べてくれる人に親しみをもって覚えてもらえるような名前を付けます。この方法で「コシヒカリ」や「ササニシキ」「あきたこまち」の名前が付けられました。

ふたつめは、一般の人から名前を募集する方法で、新しいお米に関心を持ってもらうこともできるため、最近増えています。「ひとめぼれ」や「森のくまさん」「ほしのゆめ」などが、この方法で名前が付けられています。

<参照・出典:(財)日本穀物検定協会HP、米穀機構・米ネットHP>

2010.08.16 Monday お米の話3 00:00 comments(0)