ストレスが様々なトラブルの原因に (竹内先生)

ストレスが様々なトラブルの原因に

 

ストレスには色々な種類があります。大きく分けると次のようになります。

 ストレスの種類
.物理的ストレス : 温度や気圧の変化・騒音・手術・外傷など
.化学的ストレス : 喫煙・飲酒・薬物など
.生物学的ストレス : 細菌・ウイルス・寄生虫・ダニ
.心理的ストレス : 不安・緊張・怒り・悲しみなどの感情の変化を引き起こすもの

です。これらの刺激は体内で、内分泌系・免疫系・神経系の3つの系に影響を及ぼします。ストレスの種類によって影響が及ぶ順番が違っていても、3つの系で対処し、体内を一定環境(ホメオスターシス)に保てるようにしています。
自分で感じるような大きなストレスが加われば、食欲がなくなったり、落ち込んだりして、回復するのに少し時間がかかりますが、自分では感じていないストレスもたくさんあるのです。
そういったストレスに主に対処しているのが、自律神経の交感神経と副交感神経です。交感神経はストレスに対する準備を、副交感神経は正常に戻すような働きをしています。このふたつの神経は食欲のコントロールもしています。ですから、度々のストレスが加わると自律神経が疲れてしまい、食欲のコントロールがうまくできなくなるストレス太りや、胃腸の働きの変調、感情の乱れなどの悪影響があらわれてきます。勿論、生活習慣病の引き金にもなります。

ストレスからの影響を最小限に防ぐには、栄養のバランスのいい食事をし、特にたんぱく質・カルシウム・マグネシウム・ビタミンCなどの栄養素を不足することなく摂ることが大切です。さらに、 (図-1)のように、食事の摂り方でも差が出てきます。



最近の食生活などの調査では、どうもストレスをためるような食べ方をしているケースが多いようです。特に「ニワトリ症候群」と呼ばれる子どもの食の特徴は、象徴的です。


2010.04.12 Monday 健康と食文化 00:00 comments(0)