日本の農業 お米が占める割合

 


日本の農業は、気候風土に合った水田での米作りを中心に発達してきました。

しかし、近年では、食生活の変化によって、畜産物、野菜などを食べることが増え、米、野菜、畜産物、その他の割合がそれぞれ1/4ずつぐらいになっています。

日本の農業の中で米作りが占める割合を見てみましょう。


米、野菜、果実、畜産などの生産を合計した、「平成18年農業総産出額(概算)」は8兆2900億円で、耕種部門(畜産部門を除いたもの)の産出額は5兆8106億円(総産出額に対する構成比70.1%)となりました。


このうち米は1兆8146億円で21.9%を占め、野菜2兆574億円(24.8%)についで2位となっています。

数年前までは米の生産が長年1位を占めていましたが、生産量の減少と価格の低下が原因となって野菜の産出額が上回りました。

昭和30年代には米の産出額が構成比の50%以上を占めていましたが、ここ10年の変化を見てみると、冷害で価格が高騰した平成15年を除いて米の産出額の減少が続いています。


米の産出額が最も多い都道府県は、1位が新潟県で1831億円(9.7%)、2位が北海道で1164億円(6.2%)、3位が秋田県1108億円(5.9%)で、有名な米どころが上位を占めました。

ちなみに兵庫県の産出額は458億円。全国ランキングで14位です。


近畿における水稲収穫量で最も多く生産されている品種(平成17年度)は、1位が兵庫県産「コシヒカリ」7万5800トン(近畿の総収穫量に占める割合は12.6%)、2位が滋賀県産「コシヒカリ」7万2700トン(同12.1%)、兵庫県産「キヌヒカリ」6万3900トン(同10.6%)、滋賀県産「キヌヒカリ」4万8500トン(同8.1%)、京都府産「コシヒカリ」4万2900トン(同7.1%)でした。この上位5産地品種で、近畿の総収穫量60万1700トンのうちの50.5%を占めています。


「農業総産出額」は、農業生産活動による最終生産物の総産出額のことです。「品目別生産数量」×「品目別農家庭先販売価格」で算出されます。品目別生産数量は、収穫量から種子・飼料などの中間生産物を引いた数量で、品目別農家庭先販売価格は、補助金等を加えた数値となっています。

また、統計によっては、「国内(農業)生産額」が使われることがあります。これは、生産された財及びサービスを生産者が出荷した時点の価格(生産者価格)で評価したもので、農業サービス(稲作共同育苗、青果物共同選果等)と中間生産物(種苗、自給牧草および桑の葉等)を含んでおり、「農業産出額」より広い概念です。



<参照・出典:農林水産省HP>