もう1杯ごはんを食べると

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お米を食べる量が減って日本の農業を取り巻く環境が厳しくなっています。

1年間に1人が食べるお米の量は56.3kg(平成24年度)で、昭和37年度の118.3kgから半分以下にまで減りました。
このため、生産調整が行われ転作などが増えることとなりました。


では、1日にもう1杯ごはんを食べるとどうなるでしょうか? 

お茶碗1杯分お米65g×365日で、1人当たり24kg弱(23.725キログラム)消費量が増えることになります。

日本の人口約1億2704万人(平成26年9月概算値)ですから、1億人としても年間240万トンも消費量が増えることになります。


240万トンのお米を作るには、反収(たんしゅう)500kgとして、約48万ヘクタールの農地が必要です。
淡路島の面積が約592平方キロメートル(約5万9200ヘクタール)ですから、淡路島8つ分の面積に相当します。


こんなに広大な農地はあるのでしょうか? 
平成25年のデータでは、日本の耕地面積(田畑計)は453.7万haとなっています。このうち田は246.5万ha、畑は207.2万haで、耕地種類別の面積割合は、田54.3%、畑45.7%(うち普通畑25.6%、樹園地6.6%、牧草地13.5%)となっています。


一方で、平成25年産水稲の作付面積は159万7000ヘクタールですから、差し引き約86.8万ヘクタールが、生産調整(転作など)されています。

お米240万トンを生産するための48万ヘクタールは十分に確保できる計算になります。


日本の食料自給率は39%(平成25年度カロリーベース)と先進国の中で最低の水準です。

ごはんをもう1杯食べることで、輸入食材からとっていた熱量(カロリー)を減らすことができれば、食料自給率や農業を取り巻く問題の改善につながるかもしれません。

1反=約10アール
1ヘクタール=1万平方メートル=100アール

※平成26年9月数値改定

<参照・出典:農林水産省HP、ごはんを食べよう国民運動HP>