作況指数<その1>

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ニュースなどでご覧になったことがあるかと思いますが、収穫期が終わってしばらくすると毎年「作況指数」が公表されます。今回はこの作況指数のお話です。


作況指数とは、作柄のよしあしを示す指標で、その年の「10アールあたり平年収量」に対する「10アールあたり収量」の比率で表したものです。

稲の生育状況や収穫量を把握することを目的に、全国で収穫量調査を行って数値を出しています。


調査は、7月・8月・もみ数確定期に作柄概況調査を行い、10月に予想収穫量調査、そして収穫期の収穫量調査と田植期から収穫期の間に5回行われています。


9月末に発表された平成19年産水稲の作柄概況は、作況指数99で、10アールあたりの収量523kgと発表されました。数回の中間発表を経て、最終的な結果は毎年12月初めごろに公表されます。


実際にどんな調査を行うかというと、都道府県ごとにくじ引きで調査を行う水田を選び出し、その調査水田ごとに3か所で作柄を調査します。


生育途中の収穫量推定調査は、まず、実際に田んぼに入って1平方メートルあたりの株数、1株あたりの穂数や1穂あたりのもみ数を数え、全体の収穫量を推定する基にします。
 

この時、1株あたりのもみ数をすべて数えるのは大変なので、次のように計算する方法があります。


1.1株の穂の中で「穂先が1番高い穂」を探して、もみ数を数えます。
2.次に「穂先が下から2番目に高い穂」を探して、もみ数を数えます。


この2つのもみ数を足して2で割ると、1株あたりの総もみ数に近いということが、今までの調査でわかっています。


これに1株あたりの穂の数をかけ、1平方メートルあたりの株数をかけると、1平方メートルあたりのもみ数がわかるわけです。


同時に気象データ、過去の水稲実測データ、水田を見回って収集した作柄・被害データ、関係機関から収集した作柄・被害データから、収穫量を推定します。


(その2に続く)



<参照・出典:農林水産省HP>