世代別で見るごはん食<壮年期>

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壮年期は、働き盛りで何かと忙しく、反面、ストレスや過労など、体調に変化が起きやすい年代です。

壮年期にはそれに合った食事で、生活習慣病の予防を心がけましょう。








最近は欧米型の食事が増えて脂肪を摂取する量が増えています。

高脂肪食が続くとすい臓から出るインスリンというホルモンの働きが悪くなってしまいます。すると私たちの身体はその作用不足をカバーするためにもっとインスリンを出すように努力します。

インスリンは血糖値を上げすぎないように調整する働きをしますが、脂肪を合成したり、血圧を上げたりするので、脂肪の多い食事は、糖尿病、脳卒中、心臓病など多くの生活習慣病の誘因となるのです。


また、脂肪分の取りすぎによる高脂血症は、血液中に含まれる脂質(中性脂肪やコレステロールなど)が非常に高くなった状態をいいます。

高脂血症は動脈硬化を促進し、狭心症や心筋梗塞などの心臓病の引き金になってしまうのです。


高脂血症の治療・予防のためには生活習慣、その中でも特に食生活の改善が大変大事になります。

まず、一番大事なことは、食べる量、エネルギーを調節するということです。
その次に食事の質、バランスが大事になってきます。

主食であるごはんをきちんと食べ、動物性脂肪の多いおかずは減らすことが大事です。

現在の日本人の食事で不足しているものは、カルシウム、鉄分、食物繊維などです。特に高齢化社会を迎え、カルシウムの不足が気になります。
とり過ぎのものは、エネルギー、脂肪、ナトリウムなどです。


もちろんごはんだけで生活習慣病の予防に役立つ栄養素がすべてとれるわけではありませんが、和洋中なんにでも合うごはん食は、おいしくこれらの栄養素を採ることができます。

食が変われば病気が変わるといわれていますが、生活習慣病を予防し健康増進のために、もう一度食生活を見直してみてはいかがでしょう。



<参照・出典:農林水産省HP、農林水産省・食生活指針>