「米」という漢字はどこから来たの? どういう意味?

100719
漢字はもともと中国で生まれましたが、植物の稲をあらわす漢字は「禾」(カ、のぎ)でした。これは稲の穂先が垂れ下がっている姿からきたものですが、穀類の総称としての意味もあったようです。中国の南部では昔から稲作が盛んで米が重要な食べ物でしたから、禾を使った漢字がたくさんあります。


漢字として日本に伝わってからは、稲という意味のほかに、穂先にある毛のことを指す意味が加わりました。禾へんには、稲や種、穂、穫、秋など稲作に関係深い漢字がたくさんあります。

植物のイネを表す「禾」に対して、その実である「米」という漢字は、稲穂が実っている姿をそのまま漢字にしたものと言われています。
もともとは横棒に上下3粒ずつ、計6粒の実が付いている姿を表していました。その後、真中の粒の上下が繋がり今のような漢字になったのです。米へんには粉や粒、糊、糧、などの他、粥、粳(うるち)、糀(こうじ)など、人の手が加わった状態を表す漢字が多いようです。

●「米」に込められた思い
「米」という文字を分解すると、「八十八」となります。これは、「お米が実るまでに八十八回も手をかけるから」と言われています。現在では、機械化が進んだことにより作業の手間も減ってはいますが、良質なお米を作るためには、4月上旬の種もみの準備から9月下旬の稲刈り、乾燥、もみすりまで、たくさんの時間と労力が必要です。

植物としての稲、その実を収穫、脱穀して米、米を炊いてできる食物は飯(めし)。漢字からも主食であるごはんに込められた先人たちの深い思いがうかがわれます。


<参考・参照:岩波書店「広辞苑」、学研「漢字源」>

2010.06.21 Monday お米の話1 00:00 comments(0)

上手なお米の保存方法

 上手なお米の保存方法


せっかくの良いお米も保存状態が悪ければ味が落ちてしまいますし、保存に気をつけることで鮮度が保たれておいしく食べることが出来ます。お米の上手な保存方法をご紹介します。

お米を保存する上で気をつけたいポイントは、1保存場所、2保存容器、3保存期間―の3つです。

お米の保存場所としては「温度・湿度が低く」て「暗いところ」が適しています。普通は台所に保存することが多いですが、煮炊きをするため温 度と湿度が高くなりますので、お米の保管場所としてはあまりよい条件とは言えません。一番適した場所は、冷蔵庫(野 菜室)と言われています。

次に容器ですが、米の保存容器で一般的なのは「米びつ」だと思います。ボタンを押すだけで一定量が出てきて便利なものですが、新しい米を入 れる前にはきれいに掃除をするようにしましょう。容器に付着した古い米のぬかやゴミなどを放置することは、虫などが発生する原因になってしまいます。お米 の注ぎ足しは禁物で、古い物を全部使い切ってから新しい物を入れるようにして下さい。米びつを使われていない場合は密閉できる容器に保存すればよいでしょ う。

最後は保存期間です。お米も野菜と同じように鮮度が大切です。専門の業者がもみや玄米の状態で低温貯蔵すれば長期間にわたって鮮度を保て ますが、精米された状態で時間が経てばどうしても味は落ちてしまいます。適量をこまめに買うことが秘訣です。目安として、冬場なら2カ月以内、春秋なら1カ月、暑い夏場ならば2週間以内に食べきれるくらいの量を購入されることがおすすめです。

お米屋さんでは精米してから消費者の手に届くまでの時間を短くしようと気を配っています。ちょっとした工夫でおいしいお米をよい状態で保 存できます。

<参照・出典:農林水産省HP、米穀機構・米ネットHP>

2010.06.07 Monday お米の話1 00:00 comments(0)
| 1/1PAGES |